人と会う用事があり、机に向かう時間があまりとれませんでした(2については電車移動中や、ちょっとした待ち時間に本を読んだ)。
1については普段から使用する数学知識でまだまだ追いかけられる内容なので、すらすら進んでいます(正直なところ、すらすらできるなら飛ばしてもいいんじゃないかとも思いましたが、どこにどんな落とし穴が潜んでいるかわからないので、単元を飛ばさずに勉強することにしました)。
2については、駆け出しで特許翻訳の実績が少ない自分をプロデュースするという目的で資格を取ろうと思い勉強を始めたものです。以前、弁理士の勉強をしていた時期もあったので、今のところはこちらもすらすらと進んでいます。次の試験実施が来年の3月だから、いきなり2級を受験してもいいのではないかとも思い始めています。
1については、昨日と変わらずまだまだすらすらいけています。高校で勉強していたころはあまり数学に興味はなかったけど、大人になってからやりなおすとなんか面白いなあ。
今日は主に2次関数の勉強をしました。高2の時に3次関数で躓いた悲しい記憶があるので、あの悲劇を2度と繰り返さないよう、来る戦いに向けて2次関数をマスターするぞ!
2については、今日は主に著作権(著作財産権、著作者人格権)についての勉強をしました。
特許法、実用新案法、意匠法、商標法とは違って、著作権は出願なしに自然発生する権利というところから始まり、四法とは若干毛色が違うような感覚を覚えました。ものすごく漠然とした感想になるのですが、著作権ってなんだか四法よりも人間臭い気がします(特に著作者人格権なんて、ああ人間!って感じがしました)。
3については、先日頂いた2つのトライアルのうちの1つです。
分野としては特許(材料)になるかと思います。そのトライアルの中でカーボンナノチューブが取り上げられているのですが、ボキャブラリー的には割と馴染みやすくすんなりと頭に入ってきましたが、一部よくわからないことがあったので、いろいろと調査をしました(まだ翻訳作業には入っていません)。
現在翻訳しているトライアル(特許明細書)ですが、実施形態の中に(至極簡単に言えば)「カーボンナノチューブを圧縮すると圧縮密度が上がり、それによって圧密比抵抗が低くなる」というような記載がありました。
「ん…?つまり、ぎゅーって潰すと電気が流れやすくなるってこと?」
とりあえず、「潰す=密度が上がる」と考えて、物質の密度と電気抵抗率について調べてみたところ、「電気抵抗率は、単位体積当たりに含まれる自由電子の個数に反比例する(かなりざっくりですが)」ということがわかりました。
以前、金属が電気を通しやすいのは、最外殻電子がほかの原子の最外殻を自由に移動する、つまり価電子が自由に移動できるからだということを何かしらの本で読んだ記憶があります(金属結合)。つまりは、この自由電子が単位体積当たりに多く含まれているほど、価電子の移動(=電流)が多くなるのかと納得しました。
ただ、ここで問題になるのが、今回の明細書で話題に上がっているのは金属ではなく、非金属である炭素なんですよね。
そこで、炭素にも自由電子のような動きをする電子が存在するのではないかと予想し、ネットで調べてみたところ、こんな論文が見つかりました。
この論文を読む限りでは、炭素原子にはsp2混成軌道(結晶軌道とも言う)なる、原子同士が化学結合をする際に新たに発現する原子軌道が存在するようです。どうやら炭素の価電子はこの混成軌道に乗って自由に物体中を移動するようです。
つまりは、炭素原子は金属結合のような形で自由電子を得てはいないが、化学結合をすることによって新たに得られた混成軌道を有しており、その混成軌道上を電子が移動することにより電気が流れているということみたいです。
これにより、炭素(今回の場合は正確に言えばカーボンナノチューブ)を圧縮すると、その混成軌道の単位体積中での数が多くなる、つまりは移動する電子が多くなり、より多くの電気が流れる(電気抵抗率が低下する)。そう理解しました。
とりあえず、カーボンナノチューブの圧縮と電気抵抗率については何となく理解はできました。しかし、ここで一つ問題が…。
金属と炭素以外の物質に電気が流れる仕組みってなんだっけ?
とまあ、なんとも情けない疑問が湧き上がってきてしまったので、これからも勉強を頑張ります…。
千里の道も一歩から。塵も積もれば山となる。